走りながら考える~人生は長いマラソンだな~

マラソンは瞑想です。人生は迷走中?不惑四十を過ぎても惑い続ける男がここにいます。マラソントレーニング、糖質制限ダイエット、億り人を目指す投資、結願まで頑張りたいお遍路、激務で休職してからの人生大転換…いろいろあるんだ、ちょっと僕の話を聞いてくれよ

成田山新勝寺 断食修行 3/3

1日目夜は、先客が18時前にうとうとし始める。その後、熟睡。

私はお遍路についてまじめに考え始め、やはりすべて走りお遍路で行けば何日かかるか気になりだし、その行程計算に没頭し始めた。それでも19時半には横になったら、いつの間にか寝てしまう。そのまま5時まで熟睡。

 

<2日目>

5時50分に本堂に護摩行を受けに行く。実は前日にガイドさんに昼前の護摩行を案内してもらっていたので、もう2回目。護摩行は一日数回行われている。導師さんがかなり高齢で驚いた。重労働ではないだろうか。しかし熱心な信者さんが毎日参加し手を合わせている。中には導師様のお数珠を頭に当ててもらうため、護摩行後、出待ちをしている人もいる。

先客はその後、退去。7日目朝になっても、特に食欲はないそうだ。すごい。ただ、体力は衰えていると言う。でも帰っても断食は続けるかもとも。私は少なくとも無理だ。1日目夕方から歩くのも辛く、立ち上がるとめまいがする。低血圧の症状とそっくりだ。おそらく実際低血圧なのだと思う。何せ2日目にはペンを持つのも辛くなっていた。

お遍路行程研究をしていると、新しい人が入ってきた。もうすぐ定年退職で有給消化で来たらしい、筋肉ムキムキのおじさま。定年間近には見えない若さ。私は早速先客から伝達された図書館やガイドの話をした。先輩面してみた。

その日も読書やお遍路研究、その後散策に出るが、歩くのが辛くて1時間半ほどが限界。1日目は1万歩以上歩けたが、この2日目は5000歩どまりであった。

 

<3日目>

お遍路行程と読書。仏教に興味が出てきた。唯一神を持たない宗教、悟りを開いたブッタも人間、だれでもブッダになれる。仏教の国で戦争を起こした国はほとんどない。日本は明治初期に神仏分離をして神道を国教にしてしまい、その後軍事国家への道を辿る。日本が戦争を仕掛けたのは、仏教を排除していた時期だけなのだ、云々。葬式仏教ではない、生き方を示してくれる教えとして興味深い。(こういった話は深くは書きませんが)

調子は悪くないし、腹が減っている感覚もさほどない。しかし全身に力が入らず、動くのが辛い。あと、畳の生活とせんべい布団が辛い。

しかし、地図とにらめっこしながら旅程を立てるのは楽しい。読書も久々に充分できている。こんな時間があるのは素晴らしい。死ぬほど仕事していたここ7ヶ月ほどは、ほとんど生きているようで死んでいたのだと思う。いまそこから脱却できて、幸せだ。

 

午後に最後の散歩に出て、おみくじを引いたら、「凶」。ただし、動じません。仏教では災いを福と思い、福を災いの兆しと考える、すべてを受け入れて、何が起きても動じない心を教えているのだ....と一丁前に覚えた知識の力で乗り越える。でもちょっとショック。なにせ「旅行 見合わせるべし」と書いてあったから。でもお遍路にはいくつもりだ。

その日は22時前まで読書をして就寝。

 

<4日目最終日>

翌日は5時におきて健康チェック。7時05分からおかゆをいただく。最終日の朝はおかゆがでる。焼き味噌と梅干つき。お茶も。少し頂いただけですごく力がみなぎる。不思議である。今までどれだけ暴飲暴食してきたことか。そして腹を壊したりしてきたのだ。反省である。

その後、8時に外界に出た。なんだか新鮮。自宅までは断食だと、水だけ買って電車に乗る。自宅に着いて体重計に乗る。

59.1kg。マイナス3.3kg。やはり減っていた。駅のトイレで鏡を見たときに、明らかに体が細くなっていたし。1日1kgやせたことになる。

断食、なかなか効果あり。ただし、あの畳とせんべい布団はちょっと辟易した。次は座椅子でも持って行きたい。思う存分読書できるのはよかった。また行くかどうかは...?少なくとも気候のよい、4-5月や9-10月限定で考えなくてはいけなさそうだ。あの環境で暑さや寒さが加わったら、辛すぎる。それも修行のうちだろうが。

 

さて、明日は岡山で所用の後、夜には徳島へ入る。断食後にいきなり走るのは大変だろうか?今日は回復食でおかゆや味噌汁などを中心に、と帰り際、助言を頂いていたが、結局昼にがっつり唐揚げを食べ、夜はおでんをほおばり、焼酎を飲み、すでに完全に普通モード。ただし、胃は少しびっくりしており、かなり重い感じ。少々辛い。しかしこれもいずれ消化されて、明日以降のエネルギーになるだろう。お遍路しながら怪我せず体を絞り、心を鍛錬し、明るい未来を切り開きたいものです。

 

おわり