走りながら考える~人生は長いマラソンだな~

無理な背伸びはしなくていい。嫌いなこともしなくていい。できることを仕事にしよう。できないことは諦めろ。気が進まないことも断ろう。好きなことをやろう。今日が人生最後の一日でもOKなように。

まゆげの話 限界は自分が決めているだけ、という話

おはようございます。

昨晩、下書きをしようとしてタイトルだけを記入したところで間違って公開をしてしまいました💦

それに「いいね」をくれた方、ありがとうございます。

 

そう、まゆげの話です。

お友達の彼女さん(Cちゃん)が、眉毛のエステをしているとのこと。

ふーん、俺には関係ないなと思っていたのですが、彼女さんと話してると「3分の1は男性のお客さんですよ」って。意外だな~と思いました。

 

私はまゆげは

「毛が少なくて細く、輪郭がぼやぼやっとしていて、端に行くにつれ更にまばらに垂れている」

...のです。

ある日突然、ぱっちり眉毛の人が、朝起きたら僕のようなぼやぼや眉毛になっていた、という人がいたら、「もういっそこの世から消えていきたい、一生引き籠るしかない...ううう」と半死状態になると思います。

私は40年以上鏡で見てきましたから、慣れました。

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これは生まれつき眉毛が異常に薄くて、眉毛の毛生え薬を毎晩眉毛に塗っていた親父の遺伝です。親父の眉毛は何年薬を塗っても全く増えませんでした。

 

そんな感じなんで、私は

「僕の眉毛はどうしようもない。手の施しようがない。これでいいんだ。人が良さそうに見えるし、相手に害を与えないって思ってもらえるし

と無理やり前向きにとらえて、整理がついていました。

 

しかし眉毛エステティシャンCちゃんは

「ハコさんのも、きれいな眉毛にできて印象が一変しますよ」

というのである。

 

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もしかしたらこれはチャンスかもしれない。

騙されたと思ってやってみよう!という、いつもの「とりあえずやってみるスイッチ」を発動し、早速予約したのでした。

 

食事していた店のオーナーが、「場所貸すからここでやっていいよ。僕もどうなるか見てみたいなぁ、ハコさんのこのどうしようもない眉毛」と失礼なことを言いながら素敵な提案をしてくれたので、その場で決まりました。

 

そして昨日行ってきました。

 

眉毛って、パーマをかけるんですね!

 

完全に諦めているから「眉毛の手入れ」に関する知識がゼロ。

女性で眉毛パーマって結構普通にやってるんだね。

 

「ハコさんは、薄くて長さもばらばらで、方向もバラバラなので、よけいにボヤけた眉なんです。まずはパーマで方向を整えましょう」

 

そしてなんと4回もパーマをかけました。

パーマ液(みたいなもの)を塗り、方向をそろえて、暖かいシートで被う。

4回繰り返した。

そして、左右斜め下にぼやぼやと広がっている眉毛たちを

「抜いちゃいますね」と。

ええ... ただでさえ少ない眉毛を抜いちゃうのか...。

 

で、ブラジリアンワックスが登場。これは知っている。VIOの処理とかで、特にOのあたりとか、ワックス塗って乾燥したら、ベリッ!!!とはがして根こそぎ持っていくのである。

まさか眉毛でそれをやるとは。

 

左右それぞれ3回、ベリッ!っとやってもらった

「最初は痛いですよ~」と言われたが、確かに痛みはあるが

「Oは衝撃的な痛さですからそれに比べれば平気ですよ」とのこと。

痛いけど、さっと何かひんやりしたものを当ててくれるので、痛みもスッっと引きました。

そしてワックスなどで形を整えました。

で、完成したのがこちら。

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上段は施術前、中断が施術後、下段が更に毛のないところに少し描いてもらったもの。

 

鏡を見てびっくりしました。

初めて眉毛らしい眉毛を見た。

これでもほかの人よりは小さくて短くて薄いけど、

でも僕にとっては、初めて見るちゃんとした眉毛なのだ。

 

口の悪い飲食店のオーナーFさんもほめてくれた

「ハコさん、こりゃモテまっせ!びっくりしたわ」と。

調子のいい人だな(;'∀')

でもほめられて悪い気はしない

 

改めて周りに集まってきて口々にほめてくれる他の友人の眉毛を見ると

やっぱりみんなそれなりにちゃんと眉毛あるんだよなぁ

みんな特に悩んでないよなぁその調子じゃ。

Cちゃんの彼氏Tくんは、濃すぎるくらいだから薄く見えるように間引きしたりカットしたりしてるらしい。かっこいい眉毛してるわTくん。俺もできればそんな眉毛が欲しかったな。

 

でも僕も少し人並みに近づけてよかったな。

 

それよりも学んだのは、

限界は結局自分が決めている

ということだ。

最初から「どうしようもない」と思っていると、何も起こらないのだ。

自分の可能性をつぶすのも自分、最大限に伸ばすのも自分。

こんなチャンスを20代の若いCちゃんがくれたので彼女に感謝したい。

「本当にいい仕事だね。ありがとう。」としみじみと彼女にお礼を言った。

 

ちなみに施術中に話していると、彼女のお母さんと私は同級生だった(笑) 

友達みたいに思って話していたが、もう完全に世代が違うな。びっくりするな。そして彼女は私のどうしようもない眉毛を救ってくれた恩人である。

 

さて、飯食ってひとしきりおしゃべりして家に帰って落ち着いたら、

「東京に帰ったとき、妻が気づいてくれるかどうか」それが気になってきた。

3月帰る。果たして。。。