上海在住の筆者が、中国での自らの経験をベースに、中国国民の生活に不可欠となったアリペイやWeChatペイやその付随サービスおよびモバイク(シェア自転車)や餓了麼(宅配)のUXを中心に説明している。私も中国滞在が長かったので、よくわかる。5年ほど前に一時帰国した日本での、現金生活には辟易としたくらいだ。
アフターデジタル2
今の中国における、バリューチェーンではなく、「バリュージャーニー」を磨きこみ、徹底したUX(ユーザーエクスペリエンス)を追求しる不断の改善は、学ぺきところであろう。
UXという概念が浸透していなかった時代に、iPhoneを生み出した、スティーブ・ジョブズ。
彼がこだわったのも、やはり秀逸なUX、それを通じて我々に素晴らしいカスタマージャーニーを提供することなのだ。
私が北京にいた2008年、オリンピックの興奮冷めやらぬ街から上海に出張した私は、そんなつもりもなかったのに、突然iPhone3Gを4000元(当時のレートで65,000円くらいか)を買ってしまった。
それ以来、私のアップルでのジャーニーは、12年目を迎えました。
UXとは、時代が変わっても不変且つ普遍なモノだということが、わかった。
では、また~