ぐちやまは、つい昨日、2月の最終日に、朝ランと夜ランを決行。合計27㎞近くを走ったことで、ぎりぎり月間300㎞の目標を達成した。
月間走行距離300㎞に意味はあるのか?
「月間走行距離100㎞でもサブスリーはできる」
「そもそも月間走行距離の目標にあまり意味はない。要はその内容だ」
いろんな意見がある。
私は結論から言うと、今の自分にとっては、「月間走行距離は意味がある」と思っている。また、当然、その内容も大切だ。そう考えるポイントを3つ挙げる
その1:数値目標があることで、継続する力が生まれる
2月は日にちが少ないことに、あと残り2日ということで気づくというアホアホぶりが発端である。2日で50km弱走らなくてはいけない。そこで、27日の練習会の前後も走り、28日も朝晩走った。
人それぞれ100km、150kmでも何でもいい。月間150kmなら日割りすれば1日5km。週末まとめて走れば、平日は何日か休める。それをアプリやJOGNOTEでチェックしながら、目標達成を目指せば、継続する力が生まれる。なによりコツコツ続けることが大切だ!(至極まっとうな意見でしょ)
その2:ランニングに必要な筋力が自然に鍛えられる
過去最長距離レベルの月間走行距離を続けられれば、自然と筋力は向上する。
何も長ければ長いほうが良いというわけではない。私は月間400km=週100kmペースの距離は、以前足裏を痛めたことがあるので、自重している。もしも、300kmを半年やれば、350kmも可能だと思う。
人それぞれ、けがをしないレベルの月間走行距離を安定継続すれば、ランニングに必要な筋力がつく。私はこの2か月、久々に300kmを継続し、足腰の筋肉が強化されたことを感じる。地面をける力が向上し、腰回りの体幹もしっかりして腰痛が消えた。
その3:ゼーハー練習を週1回以上行うことで、心肺能力を向上させる
「だらだら300kmは意味はない」←その通りである。
週1回以上のゼーハー練習(息をゼーゼーハーハーしないと走れないペースで負荷をかける)が必要だと思う。下は2月26日週から佐倉フルまでの練習実績(計画)。オレンジ色のところが、負荷の高い練習だ。別大マラソンの後から、このような計画で走っている。
WEEK (月曜) |
2月26日 | 3月5日 | 3月12日 | 3月19日 |
月曜日 | J 4.7km | J | J | J |
火曜日 | BU40分(結果10.34㎞ 平均ペース3'52"/km) 1000mTT(3分28秒) | BU40分&1000mTT | BU40分&1000mTT | BU40分&1000mTT |
水曜日 | J 11.4km | J | J | J/INT |
木曜日 | J | J(出張先) | J | J |
金曜日 | J | 20kmPC(出張先) | J | rest |
土曜日 | 20kmPC代々木 | J(出張先) | PUR青山 | rest |
日曜日 | LSD 30㎞(渋谷~登戸~羽田) | 西東京30kmフルのレースペース以上 | 20PC荒川 | 佐倉フル |
BU=ビルドアップ、TT=タイムトライアル、PC=ペース走、PUR=パワーアップラン(坂道だけを走る)
詳細は以下
その4:月間300kmを継続することで実際にPBを更新している
上記の3つのポイントを踏まえて、4つ目は、完全に自己チューな経験談だが。
2016年は7月から一念発起、300kmペースとゼーハー練習を重ね、11月に2時間52分を達成。
2017年の1,2月はまだ前年の効果でサブスリーを達成するも、それ以降は月間120時間以上の残業で身体も壊れ、7月には肺炎で入院!(どんだけブラックな会社だ)、結果ほとんど月間は200km未満。9月だけダイエット目的もあって400kmを走ったが、走行ペースは遅かった(何せ体重が66kmまで爆増しており(;^_^A
10月にお遍路に行って足を痛め、12月末までまともな練習ができなかった...
結果、2月の別大も3時間12分と撃沈...
2018年、1~2月ともに300㎞。2月4日の別大後に練習計画を作り、300kmも達成。
今日までに体重は58.5kgまで落ち、練習会では10kmをBUしながら38分45秒、その後の1kmTTを3分28秒と、2016年の水準にすこし近づいてきた。
こう考えると、私の場合、
「300kmを目標にして週1,2回のゼーハー練習を継続すれば、サブスリーをできる身体を作ることができる」と考えたいのです!2017年の不調もこれで説明がつく。
今年は、3月11日の西東京30kmが試金石になるな~ うーむ頑張ろう
結論
あくまで、距離の目標は人それぞれだとは思うが...
私は
「内容を伴う月間走行距離300kmには意味がある」
と結論付けたい。
今晩も走ろう。